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HUAWEI WATCH W1
スマートフォンと同期し、手軽に通知を確認出来るガジェット。
それ以上でもそれ以下でもないですが、用途によっては手離せないものとなります。
これまたTwitterにて「HUAWEI WATCH買ったよ!」とツイートした際にはたくさんの反応があり、詳しくご紹介したいなと思った次第です。
(そのツイートも黒歴史クリーナーで消えちゃいました...ゴメンネ...)
商品紹介系ブロガーになりつつありますが、落ち着いたら他の記事も書きます。
ゆ”る”し”て”。
閑話休題。
会議中や授業中、その他手が離せない、スマートフォンを確認出来ない時は多々ありますよね。
日々たくさんの通知が来ており、スマートフォンを開くと通知がビッシリ。
その中にたまたま入っていた大事な通知に気が付かなかった、なんて方も多いのではないでしょうか。
そんな中で便利なのがウェアラブルウォッチです。
Bluetoothでスマートフォンと同期し、スマートフォンに届いた通知はそのまま時計上にも通知されます。
スマートフォンには通知が来るけど、時計には通知が来ないようにするなんて設定も可能です。
「会社からの電話だ...」 ...無視しよう。
「おっ、夕飯の誘いか!」 ...すぐにLINEを返そう。
すぐにレスポンスが必要な案件だった場合のみ、スマートフォンを取り出して作業すれば良いのです。
先述の通り、通知が届くだけの腕時計と言えばそれまでですが、用途によってはとても便利なガジェットのはず。
iPhoneユーザーの私がなぜAndroid向けの「HUAWEI WATCH W1」をおすすめするのか。
購入後およそ6ヶ月使用した使用感や使用例をお伝えしていきたいと思います。
性能についての詳細は公式サイトやその他比較ブログをご参照ください。
- 忙しい人向けざっくり解説
- IoT戦国時代とウェアラブルウォッチ
- iPhoneユーザーはApple Watch一択?
- HUAWEI WATCH使用感と特殊な使用例
- かゆい所に手が届くアップデート
- 不満点
- 同社新作「HUAWEI WATCH 2」
- まとめ・あとがき
忙しい人向けざっくり解説
- iPhoneユーザーはApple Watch、Androidユーザーはその他ウェアラブルウォッチを選択するのが一般的
- 少々ゴツイ
- タッチ感度良し、動きサクサク
- 画面とてもキレイ
- サファイアガラスで強度素晴らしい
- ウォッチフェイス・ベルトの拡張性高い
- ウェアラブルウォッチの中では長時間稼働(設定次第でさらに長寿命)
- 防水・防塵設計
- 話題性十分
- 充電早いがクレイドル使いにくい
- かゆい所に手が届くアップデート
IoT戦国時代とウェアラブルウォッチ
モノとインターネットをつなぐ時代。いや、つなぎたがる時代。
ボイスコマンドで家の照明や空調を操作し、祖母がポットを使用した事が家族のスマートフォンに伝えられ、ゴミ箱がゴミ収集日を教えてくれる。
本当に便利な機能から、果たして必要なのかとクエスチョンマークが湧き出るものまで多々商品化されています...笑
年々IoT機器の設置台数は増加しており、2016年では64億台だったものが2020年には208億台にまでのぼると予想されているようです。
腕時計に関してもIoTの波にさらされ、ウェアラブル端末の時計版「ウェアラブルウォッチ」が誕生しました。
(遡れば1990年代よりウェアラブルウォッチが存在しますが、当記事ではスマートフォンと同期可能という意味で新しく"誕生した"とさせてください。)
大々的に誕生と言っても、通知が届くだけの時計であることには変わりはないので、スペックの高くデザインの秀逸なものが評価されます。
ある社はフェイスデザインにこだわりを持ち、ある社はバッテリー持ちに力を注ぎ、ある社は操作性や拡張性を高く、ある社は安さを追求といった感じでしょうか。
また、スマートフォンと同期をするので、個体によって得意なOSが分かれます。
その結果、iOSはApple Watch、Androidはその他スマートウォッチを選択するのが最適解となったように思えました。
iPhoneユーザーはApple Watch一択?
iPhoneユーザーである私は相性の良いApple Watchを買おうかと考えていました。
が、いかんせん高価だしスクエアフェイスとバッテリー持ちとベルト部分の拡張性が気に入らない。
特にバッテリー持ち、稼働18時間では朝帰りに対応出来てないじゃないか(困惑)
不満たらたらである。
「iPhoneユーザーはApple Watch一択!」
いつかにそんな記事を見ましたが果たしてそうだろうか。他にも良いのあるんじゃないか。
そんな中でAndroid向けでありながら、かろうじてiOSにも対応しているHUAWEI WATCHを見つけました。私の気になったスペックはこちら。
- ラウンドフェイス
- 強度高いサファイアガラス
- 稼働時間1.5日
- ベルト自由に変えられる
- IP67防水・防塵(iPhone7クラス)
ほう...!
スペックは様々なウェアラブルウォッチのいいとこどりのよう。
生産国にはうーん...となりますがネットの評価は悪くない。
実機を見て、ヌルヌルな操作性を確認してすぐに購入しました。手がはやい。
HUAWEI WATCH使用感と特殊な使用例
使用感
やはり小さなコンピューターだけあって少々ゴツい。
フェイスプレートの厚さは約12mm。
操作性や読み込み速度はとても快適で、いわゆるヌルサクです。
ベルト部分はバネ棒で接続されているので、容易に交換可能です。
公式やサードパーティ製のベルトが複数販売されておりますが、ベルト幅18mmのサイズさえ合っていればどんなベルトにも変更可能です。
私は濃い藍色の牛革ベルトにしました。
いかがでしょう。アンニュイ感あって気に入ってます笑
他ウェアラブルウォッチ同様、時計を見るような腕の動きで画面が表示されます。
設定次第で腕を振る動作だけで操作も可能ですが、はたから見ると極めてダサいです。そこは諦めて指で操作しましょう。
長寿命のバッテリーも素晴らしい。
使うときのみ画面を表示する設定にして、画面の明るさを最低まで落として、バイブレーション等をOFFにするマナーモードに設定すれば1.5日~2日くらいは持ちます。
充電速度も非常に早いです。起床してから充電していないことに気づいてクレイドルと接続しても、30分で45%ほど、1日使用するくらいは十分に回復します。
運動アシスタントアプリもあるし、心拍数を測定してくれる機能もあるので、運動が日課の方にも良いですね。オマケにIP67防水・防塵(iPhone7クラス)の防水機能。ランニング後に時計付けたまま手や顔を洗う事が出来ます。シャワー浴びるくらいもいけるんじゃないかな。
また操作や特殊な機能に興味を持たれる方も多く、話題性十分です。
「何それ何それ!?」と話しかけてくる方もいらっしゃって、一種のコミュニケーションツールにもなり得ます。話始めのきっかけなんて些細なことで良いのです。
フォーマルからカジュアルまで
本個体に限らずウェアラブルウォッチはウォッチフェイス(時計盤のデザイン)を簡単に変更できます。
フォーマルな場では落ち着いたシンプルなもの、カジュアルでは派手なものと使い分けられます。
普通の時計ではありえない針以外が動くウォッチフェイスがたくさんあって、見ているだけで楽しいです。ついつい毎日違うデザインに変えて使用したくなります。
更にはダウンロードしてウォッチフェイスを増やす事も可能です。
詳細については事項「ウォッチフェイスのダウンロード」にてご説明します。
特殊な使用例
私の場合は、投資で株をデイ〜スイングトレードしていたので、仕事をしながら株の約定や値動きを確認できて大変重宝しました。
私は下げ相場に暴落株を買う逆張り投資が大好きなのですが、「およそここまでは株価が落ちるだろう」という部分に指値で買い注文を入れ、「ここまで落ちたらまだ下がる可能性がある」という部分に損切の注文を同時に入れます。
買い注文が約定されれば、「A銘柄〇〇円〇株買い」と通知が来て購入を確認できます。その後に損切の通知が来ていなければ、ターンして株価上昇している可能性があるわけです。ある程度の値動きが想像できますね。
さらには大引け前に追撃の買いを入れる事もできます。
普段仕事で手の離せない方は大引け後に、「今日はこんな値動きか。そろそろ底打ちかな。」と底打ちを確認して買い注文を入れます。
そんな方々よりも一歩早く買う事が出来ます。たった少しの差ですがこれだけで投資戦績がぐんと上がりました。
かゆい所に手が届くアップデート
これが本個体の価値をさらに引き上げてくれました。
かゆいところに手が届く改善をしてくれます。
こういったアップデートの現状を見ると、構造的欠陥以外はアップデート次第でどうにでもなるのかな、なんて考えに至ります。いつしかiOSもAndroid同様レベルになる気がする。
iPhoneユーザーでもHUAWEI WATCHを推していきたい理由です。
さて、アップデートについて詳しくお話ししましょう。
マイク機能ON-OFF
精度の良いマイク機能も搭載されており、優秀に見えるようなスペックも時にはあだとなります。
「オッケーグーグル!」と呼びかける事でボイスコントロールできるのですが、この声は持ち主含め誰の声でも反応するんです。
テレビCM「オッケーグーグル」
\お話しください/
お呼びではない。
つい先日のアップデートでこの呼びかけ機能のON-OFFを設定できるようになりました。やったぜ。
そもそも恥ずかしがりやの日本人にこの機能は需要ありません。
ウォッチフェイスのダウンロード
初期状態でも様々なデザインが用意されており、iOS版でもいくつか追加でDLする事が出来ました。
しかしAndroid版の豊富なデザインには遠く及ばない。
そんな肩身の狭いiOSデザインでしたが、先日のアップデートで隠れていた才能を目覚めさせます。
時計自身をWi-Fi経由でネットに繋ぎ、時計の画面の中でウォッチフェイスをDL出来るようになりました。
有料無料含めたくさんのフェイスがあります。
オススメの無料フェイス「TetrominoWear」、レトロでかわいい。
不満点
ここまで書きましたとおり不満点はほぼありませんが、強いて挙げるならという部分をお伝えします。
こちらをご覧ください。
Huawei Watchの充電に必須なクレイドルと時計裏側の端子です。充電の際にはこの小さな4つのイボイボを時計裏側の端子にピッタリ合わせる必要があります。
マグネットでカチッと。こんなかんじに。
このピッタリ合わせるのが非常に面倒で、ほんの少しでもズレちゃってると充電出来ません。
ちょっとストレスポイント。
同社新作「HUAWEI WATCH 2」
平成29年6月9日よりHUAWEIから新作ウェアラブルウォッチ「HUAWEI WATCH 2」が発売されました。
スペックは前作以上。
よりスポーティな印象がありながらもベルトは自由につけかえられて、さまざまなシーンで使えそうですね。
ネットの評価を見て乗り換えも考えてます。欲しい。
これで前作の中古相場もまた下がると思うので、中古を狙ってる方にはラッキーですね。
前作でも十分すぎるくらい使えます。
まとめ・あとがき
「大事な通知が来る予定はない」なんて日にはまったく必要ありませんが、普段使いにはとても便利なものかと思います。
ウェアラブルウォッチと普通の腕時計の差は、通知が来るか否か。
HUAWEI WATCH W1と他ウェアラブルウォッチの差は、スペックと拡張性の高さ、そしてアップデートの質。
決して万人受けはしませんが、その価値を見いだせる方には確実に刺さる商品ではないでしょうか。
他社含めウェアラブルウォッチ界も徐々に進化している様子です。
今後のAppleWatchにはリューズを巻いて手動で充電可能になる機能が追加されるなんてリーク情報があったり...。
今後も目が離せません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
(H29/6/11更新:誤字脱字の修正、文章の一部変更)