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ミスターミニットに革靴のヒール交換を依頼してみた

(この記事は約7分でお読みいただけます。)

 

 

 

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ミスターミニットに革靴のヒール交換を依頼してみた

 

 

 

革靴のヒール部分は消耗品である。

適切な歩行動作において、まず最初に地面と接触する部分はヒール部分です。
地面との衝撃をやわらげる緩衝作用をおもに担うため、接地した衝撃でアスファルトというヤスリに削られ摩耗していきます。

その結果がこちらです。

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もう少しでヒールベースに到達してしまいそう...。

そんな削れてしまったヒールの修理・交換を、今回はミスターミニットに依頼してみました。

 

 

 

 

 

 

 

ミスターミニットとは

改めてミスターミニットについてご紹介いたします。

www.minit.co.jp

ミスターミニットはベルギーのブリュッセル発。
日本ではミニット・アジア・パシフィック株式会社が運営しています。

おもに補修サービスを生業とするものの、鍵の複製や靴磨き、時計の電池交換、スマホの修理などなどサービスは多岐に渡ります。

 

最近ではAmazonを介して革靴の修理を受けるサービスも展開しており、実際の店舗に行かなくてもサービスが受けられるようになっています。 

 

数多ある靴修理サービスの中でも私がミスターミニットを推している理由は、安価さと仕事の早さと丁寧さ。
過去に何度も利用しておりますが、イレギュラーな例でも迅速丁寧に対応していただきました。

www.satanokoe.com

その際にはコマンドソールという特殊事例だったにも関わらず、Amazonのメッセージを介して丁寧にご対応いただき、発送から1週間ちょっとで補修されてきました。

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しかもアップチャージなしです。
サービス精神が素晴らしすぎる。

 

今回は通常仕様といいますか、普遍的なヒールです。

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どれくらいの期間で返ってくるのか楽しみです。

前回選択したヒール交換と磨きがセットになったサービスを利用していきます。

さっそく利用していきましょう。

 

 

 

 

状態確認

利用する前に現在の状態について確認していきます。

今回依頼するのはALDENのチャッカブーツです。

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こちらはコードバン仕様です。
履き皺もあまり付いていないような個体です。

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そういえば以前修理を依頼したチャッカブーツもコマンドソール以外のスペックはまったく一緒でした。
我ながら何足似たような靴を持っているんだろう...。

 

ヒールは純正です。

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トップリフトの途中から踵側へ向かってラバーソールが嵌っています。

 

ヒール部分。

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これまた愛用していただけに結構な削れ具合です。

 

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左右ともにトップリフトを超えてヒールベースまで届いてしまいそうです。

ヒールベース部分は革を数枚重ねる「積革」といわれる手法で作られており、ここまで到達する前にヒール交換するのが適切だと言われています。

まさにちょうど良いタイミングでした。

これ以上削れると歩きにくくなるほ事はもちろん、大がかりな修理になるので店舗によっては追加料金を取られるのでご注意ください。

 

 

 

修理する靴を発送までの流れ

まずはAmazonにていつも通り注文。

数日後にこんなものが家に届きます。

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内容物は以下の通りです。

  • 梱包用段ボール
  • ご注文ステップ
  • オーダーカード
  • 着払いの送り状
  • シューバッグ(白い袋)

 

付属品の1つ「ご注文ステップ」に従って梱包していきます。

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  1. ご注文(Amazonで注文後、一式をセットでお届け)
  2. 梱包(靴とオーダーカードを同梱)
  3. 送る(ヤマト運輸あるいはコンビニから発送)
  4. 届く(修理後2~3週間以内に発送)

 

オーダーカードの依頼主欄に記載していきます。

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メールアドレス欄は何も記載しませんでした。
何かあった際にはAmazonのメッセージもしくは電話にてご連絡がある事を過去の利用で学んでいます。

 

送り状の発送先すでに印刷済み。

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着払いなので発送時のお金も手間もかかりません。ありがたい。

あとは自らの住所等を記載して、品名を「靴」とでも書けばOKです。

 

梱包用の段ボールは組み立てるとこのような感じです。

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サイズを測っておけば良かったなぁと今更に思います。

かなり大きめのサイズなので、ハイカット系のブーツでも問題なく梱包する事ができるでしょう。

修理したい靴とオーダーシートを同梱し、開かないようにフタ周囲をガムテープで補強して完了。

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あとはさきほど記載した「ヤマト便の送り状」を天部分に貼れば完了です。

ヤマト運輸の配送センターはもちろん、ヤマト運輸に対応しているコンビニ、更には自宅での集荷依頼も対応しているので任意の方法で発送手配しましょう。

便利なご時世に感謝です。
私が住んでいる田舎でも特に手間もなく発送できました。

 

 

 

仕事が早すぎるミスターミニット

以前コマンドソールを送った際にはすぐさまAmazonメッセージにて「別のヒールで直すことも出来ますがいかがしますか」とご連絡いただきましたが、今回は特にメッセージはありませんでした。
特に問題なく修理できる靴だったという事ですね、よかったよかった。

 

到着より2日程度で修理完了&返送した旨のメッセージが届きました。

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相変わらず仕事が早すぎる。

 

ほどなくして到着。

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早速開封してビフォーアフターで仕上がりを見ていきます。

 

 

 

修理後の状態確認

【ビフォー】ヒール部分

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【アフター】

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やはりプロの仕事ですね...。

ヒールベース付近まで到達していた削れは完治。
新品さながらの美しさにもどりました。

 

【ビフォー】ヒール部分アップ

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【アフター】

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よく見るとヒールベース自体は交換されていないようですが、ピカピカになっています。
表面の凸凹部分を無くす程度にヤスリをかけているのでしょう。

【ビフォー】アウトソール

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【アフター】

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削れた部分までトップリフトを剥いで、ビブラム社のヒールを張り付けているようです。
純正はもちろん良いですが、個人的には滑りにくくて削れにくいビブラム社のほうが好きなので願ったり叶ったりです。

 

【ビフォー】

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【アフター】

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やはりトップリフトの層が大きく変化しています。
先述の通りまるっと取り換えているようです。

 

【ビフォー】俯瞰

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【アフター】

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靴磨きも一緒に行っていただけるサービスなのでアッパー部分もピカピカに。

 

今回は普遍的なスペックの靴だったおかげか、発送より6日後には自宅に帰ってくるという驚異的な早さでした。
ほとんどの店舗では修理工程だけでも1週間〜2週間程度かかるものなのに...。

ヒールの交換精度や細部の仕上がりはもちろん、靴磨きも丁寧で何も言うことはありません。

 

これらサービスすべて、送料も込み込み5,000円

ぶっ飛んだコストパフォーマンスに消費者目線としては喜ぶばかりですが、本当にミスターミニットさん儲けられているのでしょうか...?

 

 

 

 

あとがき

削れたヒール修理・交換をミスターミニットに依頼しました。

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ミスターミニット到着よりわずか2日で修理・返送という脅威的な早さなのに丁寧な仕事ぶりに思わず脱帽です。

 

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美しい...!
仕上がりに文句などまったくありません。

 

しかもすべて込みで約5,000円という安価さ。
心配になるくらいのコストパフォーマンスです。

余談ですが、稀にセールなのか500円OFFクーポンが用意されていたりとさらに安価に利用できる期間もあるようです。
私が利用した際にもたまたまクーポンがあり、4,500円程度で利用する事ができました。

 

ヒール交換はいままで何度も利用しているので、今度はオールソールも試してみたいなと思う所存。

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クレープソールのようなヒールだけでは交換できないものや、アウトソールがすべて一体となっている個体もありますからね。

利用した際にはまた改めて記事にしていきたいと思います。

 

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました。