仕事用のビジネスバッグ。
ちょっとした外出向けのボストンバッグ。
休日用のトートバッグ。
日常的にバッグを使用する方はたくさんいらっしゃるとは思いますが、共通して問題を抱えやすいのが取手部分です。
使用する以上、手に触れる事は避けられない部分であり、皮脂や汗などを吸収しやすいというストレスが集中しやすい部分でもあります。
使用するほどに革のコバ(端部分)がケバケバになったり、汗ジミが目立ってきて、悪く言えば「みっともない」と言われる状態になってしまいます。
悲しきかな、どんな高級なバッグでも等しくトラブルが生じます。
靴の踵のようなもので消耗品と考えるのが正しいようです。
そこで、取手がみすぼらしいだけでバッグを買い換えるのも、わざわざメーカーに修理依頼するのも...という悩める方にピッタリの商品ハンドルカバーというものを購入してみました。
さっそくバッグの持ち手部分の寿命を延ばすべく試していきます!
取手部分を覆うだけ
先程登場しましたハンドルカバーです。
調べてみると素材や大きさなどたくさんの種類が用意されています。
レビューも多く、実際にご使用されている方も多くいらっしゃるようですね。
私はこちらのバッグに合わせて、クロコダイル型押しのハンドルカバーを選択しました。
失礼ながら想像以上にしっかりした作りです。
私は無難に黒色で合わせましたが、アクセントで奇抜な色を選択するのも面白そうですね。
取り付けは超簡単。
ボタン式になっているので、任意の取手部分にカチッとボタンを付けるだけです。
できた!
持ち手のケバケバだった部分をすっぽりと覆い、ぱっと見た感じでは「みすぼらしさ」はなくなりました。
ハンドルカバーのメリットとデメリット
装着した状態で約1ヶ月程度使ってみました。
やはり使ってみないとわからない点が多くありますね。
まずはメリット部分。
①持ち手部分を隠して保護できる
このメリットが非常に大きい!
やはりボロボロの持ち手を隠せるのはありがたいですね。
②持手が大きくなる
これは人によってメリット・デメリット異なる部分です。
持ち手が分厚くなるため手が小さい方は持ちにくいかもしれません。
ちなみに私が購入した商品では、ハンドルカバーを取り付けた状態の持ち手の1周は約8.5cm、ハンドルカバー2つ重ねて1周計測すると約13cmでした。
2つの持ち手で1つのハンドルカバーを使う等工夫しても良いかもしれませんが、バッグを開ける時にわざわざ外したり...というのも大変でしょう。
続いてデメリット部分。
①持手とハンドルカバーのサイズが合わないと緩い
私のバッグではちょうどよいサイズでしたが、持ち手部分が細いバッグは、細い用のハンドルカバーを購入したほうが良いでしょう。
一応裏側には滑り止め機能がついてはおりますが、サイズが合わないとスルスル動いてしまいます。
②新たにメカニカルストレスが生じる
ハンドルカバーの両端部分に新たに摩擦や捻じれといった機械的・物理的なストレスが生じます。
1ヶ月程度の使用では特に何事もありませんでしたが、このまま数ヶ月使用しているとまた革の毛羽立ちが生じてくるのかもしれません。
バッグの寿命を延ばす手段としてはありなのかも
個人的な総評としてはなかなかにありです。
持ち手は最も手で触れる部分であるためストレスがかかる事は避けられません。
そんな部分を隠して保護できるという点では非常に有用な商品ではないでしょうか。
先述の通り持ち手は大きくなってしまいますので、手や持ち手のサイズにあった商品選択は必要に思います。
しばらく使ってみての感想ですが、通常使用していて持ち手がボロボロになってきたら「ハンドルカバー」を装着して使用。
それでもボロボロになってきたらメーカー・ブランドに修理依頼、あるいは買い替えという流れで使用していくのが良いのかなと感じました。
バッグを変えても同じハンドルカバーを使用する事もできますし、持っていて損はないように思いました。
皆さんも長持ちさせたいバッグがありましたらぜひ試してみてください!
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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