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【5Ds Rレビュー】魂は細部に宿るといいまして

(この記事は約9分でお読みいただけます。)

 

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ジャンク品で失敗したので完動品の5Ds Rを購入した

 

もともと写真を撮る事が好きだったうえに、友人の結婚式の存在がかさなり、高画質カメラの購入を決意しました。

以前の記事では下心からジャンク品を購入。

www.satanokoe.com

Canon公式に修理依頼し格安で使おうと思いましたがあえなく完敗。
「超安価」と「5Ds R個体」の二兎を追ったら一兎も得る事はできなかったという体験をしました。

 

そして月日は流れ。
そろそろ友人の結婚式も近くなってきた事もあり、完動品の個体を購入しました。

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随分と遠回りな買い物だった気がする...。

今回はそんなCanon EOS 5Ds Rのレビューを残していきたいと思います。

写真が多めですので、通信環境の良いところでの閲覧をお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

イロハスカメラってご存知ですか

どうしても相場の中央値よりも安く買いたいドケチな私は、いつでもどこでも某オークションを監視しています。
皆さんもそうでしょう(?)

 

そんな中かなりの美品なのに安価な個体を発見します。

相場の85%くらいの価格で、カメラの寿命ともいえるシャッター回数は5,000回程度です。
Canon公式では150,000回の作動テストをクリアしたと明記してありますので、3.3%程度しか使用していない超美品と言う事になります。

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参考:https://cweb.canon.jp/eos/lineup/5dsr/feature-reliability.html

 

どうやら出品者は「イロハスカメラ」という群馬県に実店舗を構えるお店の方。

irohascamera.com

正直私は存じ上げなかったのですが、5Ds R個体が気になりすぎたので不明点を質問するべく電話をかけました。

なんでも、

  • 某オークションは手数料分を加味した値段。
  • 店舗かサイトで購入したら安くなる。
  • 銀行振込の場合はもう気持ち程度安くなる(どれくらい安くなるのか聞き忘れた)。
  • 購入から1ヶ月は不具合に修理対応、また返品・返金可能

との事でした。

そりゃそうですね。
基本的には某オークションでは手数料がかかるため、それを加味した価格設定になっている事がほとんどです。

しかしアフターサービスまでしっかり付いているのはすごいな...。

 

某オークションの手数料分を支払うするのが癪なのでイロハスカメラのサイトで購入しました。

銀行振込は面倒なのでクレジットカード払いにしましたが、銀行振込だとどれくらい安くなっていたのか聞いておくべきでした。

 

ほどなくして5Ds Rが到着。

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注文から到着までのメールのやり取りも商品梱包も丁寧。

 

イロハスカメラ、良いお店でした。

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以前の記事でいろはすとカメラを並べて撮っていたのは伏線だったのだ...。 

 

 

 

 

Canon EOS 5Ds Rのもろもろ

スペック

さてさて、さっそく5Ds Rについてみていきましょう。

主なスペックは以下の通りです。

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なんといっても脅威の画素数5000万が5Dsシリーズの売りとも呼べるポイントです。
カメラ界隈の画素数で殴り合う中で頭一つぬけた商品です。

 

そして5Ds Rたる所以はローパスフィルターレスという機能を搭載している事にあります。

普通のカメラでは、とらえた映像をそのまま保存するべくモアレ(干渉縞)をカットするローパスフィルターというものをかけて、 いわば”さまざまなシーンに対応する万能機”にするのが一般的です。

https://cweb.canon.jp/eos/special/dlo/factor/img/img-04-01.gif

参考:https://cweb.canon.jp/eos/special/dlo/factor/index04.html

 簡単に言えば「僅かなディテールを対価に、存在しないモヤモヤ模様が出るリスクを消している」という事です。

これを除去したのがローパスフィルターレスです。

最近のデジタル一眼レフ界隈ではまさにトレンドといっても過言ではないくらいに搭載されている個体が増えています。

これによって、被写体それぞれの質感がわかるほどにリアルなディテールが出ます。
のちほどの「作例」にていくつか写真を貼りましたので、ご覧いただけたらわかりやすいかもしれません。

 

 

外観

到着した5Ds Rをぐるっと撮影してみました。

正面。

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液晶、ビューファインダー。

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保存媒体を入れる部分。

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コネクタ接続する部分。

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右側が5D MarkⅢですが、接続端子が随分と変わりました。

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そうそう、あんまり関係ない話ですが「このフタの開き方ランボルギーニのドアみたいだよね」と言っても誰からも理解を得られません。かなしい。

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参考:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/af/Lamborghini_Aventador_LP_700-4_-_Flickr_-_Alexandre_Pr%C3%A9vot_%2813%29.jpg

 

閑話休題。

これに伴って5Ds RではUSB3.0になっています。

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5000万画素でRAW撮影したらとんでもない容量になる事間違いありませんので、必須ともいえる仕様です。

 

アクセサリーシュー。

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モード切替ダイヤル。

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 底面。

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いままで5D MarkⅢを愛用していた私としては、デザインはほぼそのままですし外観の驚きは特にありませんでした。

寧ろこういったフラッグシップ機には即戦力となる機能を求めているものであって、デザインの大幅な変更は求めていないのかもしれませんね。

 

レンズを着ければザ・カメラといった外観になります。

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小柄な見た目によらない凶悪な重さも愛らしいです(?)

 

 

使用感

まず驚いたのがオートフォーカス(以下AF)の速さ。

画質がどうこうという感想が出る前に、シャッター半押しの時点であまりのAF速度に感動します。

なんでもマイコン処理を通じて「61点エリアAFセンサー」「被写体検出用・AEセンサー」「AF補正用・光源検知センサー」といったセンサー群がリンクしており、AFシステムの総合性能を格段に強化しているとの事。

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参考:https://cweb.canon.jp/eos/lineup/5dsr/feature-resolution.html#af

 

画質はもう綺麗すぎて言う事ありません。

強いて言うなら画質が良すぎるので、些細なブレが写真の質を左右するので、繊細に残しておきたいシーンには三脚が必須です。

ちなみにJPEG+RAWで最高画質で撮影すると、1枚につき約50~60MB程度になります。
転送するだけでも結構な時間を要しますので、インターフェースはUSB3.0で良かったとただただ思うばかりです。

 

 

 

作例

慣れない中ではありますが、いくつか写真を撮ってみました。

レンズは「TAMRON SP AF28-75mm f/2.8 XR Di」に統一しました。

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QisDesign Coral 45(100%)

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QisDesign Coral 45(ズーム200%)
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QisDesign Coral 45(ズーム300%)
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QisDesign Coral 45(ズーム400%)
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ここまで来ると僅かに手振れしているのがバレてしまいます。

しかしローパスフィルターレス素晴らしい!
表面がややざらついている事まで鮮明に写しています。

 

生花

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デニム

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デニムのざらつきも白タグのモコモコ感も繊細です。

 

BlackWater(100%)

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BlackWater(ズーム150%)

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夕焼け

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マカロン

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ALDEN 962

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ALDEN 9901

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コードバン特有のヌルっとした光沢感も見事に写っています。

 

深夜

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『かがみの孤城』

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Watermanのペン

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友人の結婚式

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新郎から許可いただいたのでいくつか貼らせていただきました。
手振れしないようにとシャッタースピードを速めてISOを落として撮ったシーンも多々ありましたが、それでも綺麗に写っています。

 

以上、いくつかの撮影例でした。

高感度でシャッタースピード早めの手持ちも十分すぎる画質ですが、三脚構えて低感度・長時間露出でバッチリ構えればとんでもないディテールの写真が撮れる事間違いありません。

 

 

 

 

あとがき

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簡単ではありましたが、私なりの5Ds Rレビューでした。

ズームを繰り返しても繊細に写るからこそ、リアリティ溢れるディテールを楽しめるのですね。
現在テクノロジーで「魂は細部に宿る」を具現化したようなカメラだと感じました。

何を撮っても綺麗に撮れるので、私のような素人でも写真が上手くなったように錯覚してしまうのがいけないところですね。

このカメラにはもっとフォーカスを当てて話したい機能など多々ありますので、使っていく中で理解してから改めて記事にしたいと思います。

 

先述の通り、現在はTAMRON SP AF28-75mm f/2.8 XR Diというお手頃なレンズを使っていますが、もっと良いレンズを使用したらどう映るのだろうなんて思う時があります(やばい)

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レンズ沼に僅かに脚を入れたような気がしてなりませんが、機会があったら試していきたいと思います。

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました。