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念願のフルサイズ一眼を買いました。
写真・動画を撮る機会が増えてからフルサイズを狙い続けていましたが、この度ようやく5D MarkⅢを購入しました。
今更感がある今だからこそ比較的安価で手にする事ができました。
簡単なレビューとともに作例を貼っていきたいと思います。
フルサイズに思いを馳せる
趣味で写真や動画を撮る事はもちろん、ブログ等で写真を貼る機会も多くあるため、兼ねてよりフルサイズを検討していました。
フルサイズの魅力はカリカリの解像度とフワーッととろけるようなボケ味。
これはエントリークラスの小さなセンサーサイズではなかなか表せません。
しかして高い。チョー高い。
本体価格はもちろん、フルサイズ対応のレンズにもぶっ飛んだ値が付いています。
最新カメラのレンズキットで40万前後て...。
F2.8通しのいわゆる「大三元レンズ」を買おうものなら更に値が張ります。
競争の激しいカメラ界隈では最新機種がドンドン出てくるので、数年使えば型落ちは免れません。
ともあれば、趣味で使う程度なので値が落ち着いてきたミドル〜ハイエンドモデルを狙っていくのが賢い選択でしょうか。
しかし2月から日欧EPAによる関税廃止を受け、連続撮影時間の長いカメラもスタンバイしている昨今。
待てば更に良い機種は出てきくるのは百も承知ですが、もう我慢なりません買います(?)
ハイエンド機は値が崩れない
我が家は以前よりCanonユーザーだったので、EFマウントの古いレンズが多くあります。
特に鞍替えする理由もないので漠然とCanonのフルサイズを探す事に。
購入を前にしてなんですが、不要になった時に売却する事も考えると値が下がりにくい物が好ましい(相変わらず未練がましい)。
価格の推移を調べてみると、ミドルクラス(左:6D markⅡ)ではかなりの速度で値下がりしますが、ハイエンド(右:5D markⅢ)は比較的緩徐な値下がりを見せている事に気がつきます。
例に取って上記2機種を比較しましたが、他のミドル・ハイエンドクラスでも似通った値動きをしているようです。
私のように「最新機種まではいらないけど良い機種が欲しい」という方が多く、下支えが安定しているのでしょうか。
というわけで手放す事も考えて5D MarkⅢを購入することに。
いまさら型落ちを新品で買うのも勿体ないので某Y社オークションで購入。
3000ショットもいかない個体を価格.comプライスの50-60%程度で購入できました。
念願のフルサイズ
こちらが届いた5D MarkⅢです。
念願のフルサイズ一眼です。堅牢でカッコ良い。
スペックは以下の通りです。
趣味として使うには十分すぎるスペックでしょう。
かつてのプロ機だけあってボタン・ダイヤル数が多い...!
これらは、マニュアルモードでもストレスレスに撮影できるような配置になっているように感じます。
触れるだけでボタンを認識できる程度に凹凸があるのでノールックでも操作しやすそうです。
外部機器の入出力等、拡張性も抜群です。
今回はバッテリーグリップも併せて購入しました。
これで長時間撮影も縦持ちも容易に可能です。
レンズは古い物をいくつか持っていましたが、せっかくなのでコスパが良いと評判の「TAMRON - SP AF 28-75mm F2.8 XR Di LD」も購入。
F2.8と非常に明るいレンズです。
比較的安価で一式そろえる事ができました。
作例
購入してまだ1週間程度と使いこなせておりませんが、部屋内でババっと撮影してみました。
トラックボールマウス「Kensington - SlimBlade」
ギター「Blackwater D-Ⅱ」
LEDスタンドライト「Coral Table」
Kiss X50
ファミリーマートの野菜マシラーメン
遊びにきた友人
友人のベース
単焦点レンズとデスク回り
やはりすごいですねフルサイズ一眼...!
このふわーっととろけるような背景ボケを求めていたのです!
カリカリさというかシャープさも十分。
先ほどのトラックボール写真をズームすると、部屋内部の反射までバッチリ写り込んでいます。
正直シャープさに関しては、私が愛してやまないdp0 Quattroに軍配が上がりますが(それもすごい)ボケ味は5D MarkⅢの圧勝です。
(興味がありましたら過去に記事にしたdp0レビューもご覧ください↓)
機能を理解していない現状でもこれだけ綺麗に撮れてしまうのですから恐ろしい機体です。
今ならカメラ沼にハマってしまう方々に共感できます(笑)
これら写真は撮って出しのJPEGなので、RAW現像にも手を出したら更に奥深き世界に踏み込めそうです。
あとがき
念願のフルサイズ5D MarkⅢの簡単なレビューでした。
重厚なので取り回しが悪いのは当たり前ですが、本腰を入れて撮影するには最高の機種です。
これからの桜の季節にも活躍してくれる事でしょう。
その前に、ひさびさに重い腰でも上げて演奏動画も撮ってみたい所存...。
未だに把握しきれていない機能や性能を調べながら試行錯誤する現状が非常に楽しく感じます。
カメラ沼ってこういう所が入口だったりするんでしょうかね(笑)
私が購入した5D MarkⅢはもちろん、現行から2つ型落ちした5D MarkⅡなら更に安価で手に入るので興味のある方は調べてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。